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京鹿子娘道成寺の魅力は
先日、長唄も習っているお稽古仲間( この方 )が、長唄の発表会で「京鹿子娘道成寺」を唄うというので行ってきました。 歌舞伎舞踊「京鹿子娘道成寺」の構成: 乱拍子 「 花の外には松ばかり〜〜〜暮れそめて鐘や響くらん 」 中啓の舞 「...
2024年10月3日


英語能「青い月のメンフィス」が教えてくれた「能」という構造
先日、英語能「青い月のメンフィス」を観てきた。 題材がエルヴィス・プレスリーというところに納得感があり、意外と違和感がないかもしれないという期待を持った。 結論から言うと、期待した以上に「能」という構造を通して、他国の人物像を理解することができたことが新鮮だった。...
2024年7月24日


伝統芸能「道成寺」の凄さは心拍数でも示される
先日、歌舞伎研究家の大倉直人先生のセミナーを受けた時のこと、 古典芸能は「演者がパワーをためて投げ、それを観る方も受け取らなければならない」というお話があり、 そのパワーがどれだけのものか分かりやすい映像として、20~30年ほど前にNHKで放送された「人体」という番組をご紹...
2024年6月21日


伝統芸能は「視点を変える」トレーニングになります
浪曲の玉川奈々福さんがSNSで呼びかけている「#伝統芸能稽古事のススメ」という企画に乗った投稿です。 私が初めて聞いた浪曲は、友人から頂いた広沢虎造のCDでした。「”ちゃんちゃら”おかしい」というのは鳴り物が入っている表現なのか!など、これで日本語の理解を深めました。...
2024年6月6日


「Discover NIHONBUYO日本舞踊へのいざない」を観てきました。
3月24日、国立能楽堂で舞踊公演を観てきました。 今回の演目は、3つ。 最初の一中節「都若衆万歳」美少年の踊りで華やかに始まり、 次に次に地唄「浪花一二月」上方の軽やかな舞で魅せ、 最後に長唄「連獅子」歌舞伎舞踊の素踊りで親子の情愛を、という番組構成でした。...
2024年3月26日


能「鸚鵡小町」で実感した人生100年
鸚鵡小町を観てきました。2時間弱の長い演目。 内容は、100歳の姥となった小野小町(シテ)が、和歌を下された帝に鸚鵡返しの技法で返歌をするというもの。 昨日の舞台は、 帝より歌が下されたと知った途中から面白くなってきたのに対比して、そこに至るまでのシテの最初の場面がすご~く...
2024年3月21日


都民芸術フェスティバル 日本舞踊協会公演
都民芸術フェスティバル参加公演、2月18日の能楽「式能」に引き続き、25日は日本舞踊協会公演を観てきました。 「式能」では、1日で5流派の能と3流派の狂言を観て、1日で流派の違いを堪能することができました。 今回の日本舞踊協会公演は、2日間昼夜の計4回の公演でした。もちろん...
2024年2月27日


長唄「汐汲」の歌詞とお稽古と、能「松風」
2月21日国立能楽堂で梅若紀彰師の「松風」を観てきました。 演能の感想は最後にして… まずは、能の「松風」に取材した日本舞踊や歌舞伎舞踊の演目「汐汲」の歌詞を見ていきたいと思います。 日本舞踊の「汐汲」の構成は、 (1) 烏帽子・狩衣をつけて汐汲桶を担いで花道→ (2)...
2024年2月24日


能「弱法師」で梅を感じる
まだ2月半ばというのに、本日は気温20度でポカポカ。過ごしやすいのはいいのですが、梅はまだ肌寒さを感じる中で鑑賞したいものです。 私の梅盆は昨年の外装工事の影響で一時葉がすべて落ちてしまったため、今年は開花の様子はありませんが、先日、ゴルフ場でたくさんの梅を見てきました。...
2024年2月15日


坂東玉三郎さんのお話「個性は出すものではない」
他流派で日本舞踊を習われているお友達に誘われ、 坂東玉三郎さんの舞台~お話と素踊り~に行ってきました。 このお友達は、元女優さんで舞台を見る目がとても肥えていて、歌舞伎観劇の感想などを聞くととても勉強になります。 さて、今回の玉三郎さんの会は、皆さんからの質問にお答えしてく...
2024年2月7日
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