

「日本遺産」を勉強中
酷暑が過ぎ去ると見え始めた9月に入った時、そろそろ旅行の計画でも立ててみようかと思いたったのですが、 いつも旅行といえば能を観るついでに京都観光をするとか、邦楽や能楽にゆかりのある土地への旅行をすることが多いので、 何か違うところに行ってみたいと思って色々と検索していくうち...


日本舞踊が上手くなるために必要なこと
AIでは答えられない、まだ世に蔓延っていない部分に焦点を当ててみた。 それは「伸び代」を作ること。 人間国宝でさえ、自身のことを「自分はまだまだ」という。 最初は謙遜しているのかと思ったが、自分で芸の天井を作ってしまうことに恐れているのかとも思うようになった。...


能も日本舞踊もどちらも素晴らしい:巴御前
2025年7月6日、観世能楽堂にて、坂口貴信師の「巴」を観た。 この人の舞姿はいつみても美しい。 「かくて御前を立ち上がり。見れば敵の大勢。あれは巴か女武者〜」からの舞姿は期待通りの勇壮な美しさが際立つ舞姿だった。 しかし、それ以上に良かったのは、その後の、義仲を置いていく...


伝統芸能のお稽古をしている人に知ってもらいたいこと
日本舞踊のお稽古をしている人ならば、どうしたら上手くなるのだろうか、どうやったらもっと上達するのだろうか、あの人の芸はなぜこんなにも私を惹きつけるのだろうか、どうやったらあのようになれるのか、そんな疑問を常に持っていると思います。...


踊りのため(?)に栄養をチェックする5つのポイント
日本舞踊を40代50代から始めるなら栄養もチェックしましょう!


2025都民芸術フェスティバル日本舞踊協会公演を観てきました
日本舞踊協会公演2月21日夜の部を観に行ってきました。 ●長唄「雛鶴三番叟」 翁には貫禄がある重鎮、三番叟には秀麗な美女、千歳には愛らしい娘といった印象の三人の姫が登場。 初演は諸説あって定まっていないそうですが、歌舞伎役者の子供や若手女形が演じていたとされています。...


日本舞踊のお稽古に向かない浴衣
日本舞踊のお稽古は、主に浴衣を着ます。 お稽古場の先輩は、先生が着物でお稽古をするようになったら、弟子も着物にすると言っておりましたが、汗っかきの私は一年中、浴衣を着ています。 日本舞踊は、袖を使う振りが色々あるので、浴衣のサイズは重要です。...


能と日本舞踊の違い
和のお稽古としても古くから浸透している能と日本舞踊、 「腰を入れて、足を摺って歩く、舞台を強く踏み鳴らす」 こうした基本動作に共通点が見られますが、大きな違いもあります。 まず、日本舞踊は三味線音楽ですが、 能は笛・小鼓・大鼓・太鼓の囃子という音楽性の違いがあります。...


舞台を値段で評価?
昨日、三味線のプロと話していた時に聞いた。 過去に日本舞踊の舞台で、男性の三味線奏者たちの中に混ざって女性がいるのを見たある客が、その舞台を「安い舞台」と言ったと。 お客様から受ける芸の良し悪し評価ならば受け入れられるだろうが、お金で評価されたら下世話と感じるし、演者や主催...


日本舞踊の魅力:習っても、舞台を観ても楽しい
日本舞踊を習っていれば、和の心を学び楽しみ、身体的なメリットも多く得られますが、 日本舞踊を習っていなくても、舞台を観るだけでも楽しむことができます。 先日開催された、横浜能楽堂 芸術監督の中村雅之館長と、日本舞踊家 藤間恵都子先生によるトークイベントの時に、この楽しむヒン...