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2025都民芸術フェスティバル日本舞踊協会公演を観てきました
日本舞踊協会公演2月21日夜の部を観に行ってきました。 ●長唄「雛鶴三番叟」 翁には貫禄がある重鎮、三番叟には秀麗な美女、千歳には愛らしい娘といった印象の三人の姫が登場。 初演は諸説あって定まっていないそうですが、歌舞伎役者の子供や若手女形が演じていたとされています。...
3月1日


日本舞踊のお稽古に向かない浴衣
日本舞踊のお稽古は、主に浴衣を着ます。 お稽古場の先輩は、先生が着物でお稽古をするようになったら、弟子も着物にすると言っておりましたが、汗っかきの私は一年中、浴衣を着ています。 日本舞踊は、袖を使う振りが色々あるので、浴衣のサイズは重要です。...
2月22日


日本舞踊の魅力:習っても、舞台を観ても楽しい
日本舞踊を習っていれば、和の心を学び楽しみ、身体的なメリットも多く得られますが、 日本舞踊を習っていなくても、舞台を観るだけでも楽しむことができます。 先日開催された、横浜能楽堂 芸術監督の中村雅之館長と、日本舞踊家 藤間恵都子先生によるトークイベントの時に、この楽しむヒン...
2024年11月29日


日本舞踊の東西の違い
10月12日「東西名流舞踊鑑賞会」を観てきました。 初回の開催が1984年、国立文楽劇場 開場記念の年、 そして今回は、開場40周年記念。 お笑いなどでも東京と大阪に違いがあるようですが、 舞踊でも東西に違いがあります。...
2024年10月13日


京鹿子娘道成寺の魅力は
先日、長唄も習っているお稽古仲間( この方 )が、長唄の発表会で「京鹿子娘道成寺」を唄うというので行ってきました。 歌舞伎舞踊「京鹿子娘道成寺」の構成: 乱拍子 「 花の外には松ばかり〜〜〜暮れそめて鐘や響くらん 」 中啓の舞 「...
2024年10月3日


能も日本舞踊もゆっくりだから難しくて面白い
先日、能のセミナーに行ったとき、ある大学教授が「海士」の玉之段の仕舞を見た後、こんなことを話していた。 「当て振りは、詞章に『見れば』とあれば、観客が『見れば』と聞いた後に見る動きをする、そういうタイミングが重要なのではないかと思うんです。観客に伝わるように。」...
2024年9月8日


英語能「青い月のメンフィス」が教えてくれた「能」という構造
先日、英語能「青い月のメンフィス」を観てきた。 題材がエルヴィス・プレスリーというところに納得感があり、意外と違和感がないかもしれないという期待を持った。 結論から言うと、期待した以上に「能」という構造を通して、他国の人物像を理解することができたことが新鮮だった。...
2024年7月24日


日本舞踊の初心者が始める前に知っておくと良いこと
伝統芸能のお稽古は楽しい!たくさんの人にお稽古事を始めていただきたいので、参考までに初心者が始める前に知っておくと良いことをまとめました。 ●始める前に必要なもの 1. まず、身支度: お稽古は着物か浴衣でやりますが、着物を持っていない場合、お稽古場によって有料で浴衣の貸出...
2024年6月30日


伝統芸能「道成寺」の凄さは心拍数でも示される
先日、歌舞伎研究家の大倉直人先生のセミナーを受けた時のこと、 古典芸能は「演者がパワーをためて投げ、それを観る方も受け取らなければならない」というお話があり、 そのパワーがどれだけのものか分かりやすい映像として、20~30年ほど前にNHKで放送された「人体」という番組をご紹...
2024年6月21日


伝統芸能は「視点を変える」トレーニングになります
浪曲の玉川奈々福さんがSNSで呼びかけている「#伝統芸能稽古事のススメ」という企画に乗った投稿です。 私が初めて聞いた浪曲は、友人から頂いた広沢虎造のCDでした。「”ちゃんちゃら”おかしい」というのは鳴り物が入っている表現なのか!など、これで日本語の理解を深めました。...
2024年6月6日


習い事の発表会にかかる費用
能楽堂などに行ったとき、必ず、素人の発表会のプログラムがあるかチェックしています。 このプログラムを持っていると、無料で素人会をみることができるからです。 素人と言っても、シテや仕舞をする人が素人であって、それ以外はみんなプロの能楽師です。...
2024年5月19日


「Discover NIHONBUYO日本舞踊へのいざない」を観てきました。
3月24日、国立能楽堂で舞踊公演を観てきました。 今回の演目は、3つ。 最初の一中節「都若衆万歳」美少年の踊りで華やかに始まり、 次に次に地唄「浪花一二月」上方の軽やかな舞で魅せ、 最後に長唄「連獅子」歌舞伎舞踊の素踊りで親子の情愛を、という番組構成でした。...
2024年3月26日


能「鸚鵡小町」で実感した人生100年
鸚鵡小町を観てきました。2時間弱の長い演目。 内容は、100歳の姥となった小野小町(シテ)が、和歌を下された帝に鸚鵡返しの技法で返歌をするというもの。 昨日の舞台は、 帝より歌が下されたと知った途中から面白くなってきたのに対比して、そこに至るまでのシテの最初の場面がすご~く...
2024年3月21日


日本舞踊保存会 第1回研修成果発表会を観てきました
先日、日本舞踊保存会による第1回研修成果発表会を観てきました。 演目は、常磐津「山姥」、長唄「松の翁」、長唄「鬼次拍子舞」の3曲。 まず最初は常磐津「山姥」 近松門左衛門が、能の「山姥」をもとにして作った人形浄瑠璃、 頼光の四天王の一人、坂田金時(金太郎)と結びつけた物語を...
2024年3月17日


都民芸術フェスティバル 日本舞踊協会公演
都民芸術フェスティバル参加公演、2月18日の能楽「式能」に引き続き、25日は日本舞踊協会公演を観てきました。 「式能」では、1日で5流派の能と3流派の狂言を観て、1日で流派の違いを堪能することができました。 今回の日本舞踊協会公演は、2日間昼夜の計4回の公演でした。もちろん...
2024年2月27日


長唄「汐汲」の歌詞とお稽古と、能「松風」
2月21日国立能楽堂で梅若紀彰師の「松風」を観てきました。 演能の感想は最後にして… まずは、能の「松風」に取材した日本舞踊や歌舞伎舞踊の演目「汐汲」の歌詞を見ていきたいと思います。 日本舞踊の「汐汲」の構成は、 (1) 烏帽子・狩衣をつけて汐汲桶を担いで花道→ (2)...
2024年2月24日


若衆のジェンダーレスな魅力?
18日に都民芸術フェスティバルの式能を観に国立能楽堂へ行った時に、藤間恵都子先生が出演される3月24日のチラシを発見。 そして、21日にもまた国立能楽堂に行きましたら、詳細バージョンのチラシに変更されていました。 もしかすると、18日に置いてあったピンク色のチラシは、簡易バ...
2024年2月22日
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