日本舞踊のお稽古場の諸事情
- F towako

- 11月25日
- 読了時間: 2分
日本舞踊に関することを様々な視点で調べようと、Yahoo知恵袋とか、発言小町などを読んでみると、ネットに書かれていることが、どこまで本当かどうかわかりませんが、いろんな先生・お稽古場があるのだなぁと驚かされます。
しかし実際に、私が耳にした、数年前の歌舞伎座でのこと・・・
終演後に出口に向かっていた時、後ろを歩いていた女性の話声が聞こえてきて
「日本舞踊を習っていたけど、お稽古場に行くと、お稽古をはじめる前に、先生と弟子たちによるお茶タイムが始まり、長い時には2時間以上お茶タイムが続く、日本舞踊やる人はそういう時間が有り余った人たちのものだよ、だから私は辞めた」
と言っているのが聞こえてきたので、振り返って「そんな所ばかりではないから他で続けてください」と言いたかった・・・が、黙って出口に進みました。
その時は(そんなお稽古場ってあるの!?)と信じられませんでしたが、ネットの口コミをみると、本当にいろんなお稽古場事情があるのだと驚かされます。
特に地方では、お稽古場の選択肢がとても少なく、続けることが困難な事情があることも、ネットなどで理解しました。
お稽古場の運営方法はそれぞれ、合う人もいるのだろうから、何が悪いとは言えません。
しかし、都内や首都圏なら他の選択肢もあるから、自分に合う先生を見つけられますが、地方は選べるほど教室の数がなく、流派も選べない・・・
純粋に日本舞踊が好きだけど、続けられない事情がある人のためにも、協会が流派を超えた枠組みで、週一ぐらいの頻度でオンラインレッスン的なことをやったらいいのに。
個人の師匠に属してきっちりと習いたい人もいれば、もっと大きな枠組みで日本舞踊を自由に学びたい人もいるだろう。
きっと、流派を超えたレッスンなら、その違いを理解してより日本舞踊を好きになる人もいるかもしれないし。
習える場所がなくて日本舞踊から離れていく人が、思っているより多いのかもしれない。



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